ラタンのアジアン家具|日本に馴染み、涼しげな質感が心地よい

ラタンのアジアン家具

最近になって知ったのですが、なんとラタンを意味する「籐」という字は竹かんむりだったのですね! 私は「藤」だと思って、何十年も生きてきました。つまり、あの初夏に藤棚に咲く紫色の花を咲かせる植物とは、なんの関係もなかったのです。ラタン(籐)は東南アジアのジャングルに自生するヤシ科の植物でした。

ラタンは生命力が強く丈夫で折れにくいため、日本でも古くから使われていたようです。昔、私が小さい頃に行ったお風呂屋さんで、籐製のスツールが置いてあったような記憶があります。脱衣かごも籐でできたものだったような…。よく考えてみると日本の生活の中で籐製の家具は、意外と昔からあってなじみの深い素材なんですよね。

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その理由はやはり籐のもつ性質が、日本の気候と暮らしに適していたからでしょう。夏になると、自然にあの籐の感触が欲しくなるのは、あの涼しげな質感が高温多湿の日本の夏にぴったりだからですよね。実はラタンという植物の茎のなかには多くの気泡があって、家具として製造した後でも呼吸しているのだそうです。その気泡によって、空気中の水分を夏は入れ、乾燥する冬は逆に出しているそうです。だから、夏、籐の椅子に座りたくなるのですね。

私の母はある時期「籐を習いに行く」といって、熱心に市が主催する講座に通っていました。ですから、籐でできたスリッパ立てや、マガジンラック、花入れなどたくさんのものが今でも家にあります。それ以外にも、市販の座椅子や衣類なの整理用に使っている箱もあります。どこのお宅にもひとつやふたつは、ラタンの製品があるのではないでしょうか。

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自分の暮らしを振り返ってみると、ラタンの家具というのはもっと積極的に取り入れたほうがいいのではないかという気がします。ラタンという素材の性質を生かした柔らかい曲線でできた椅子やテーブルは、日本の家屋にも自然に溶け込みます。特に椅子は人の手で編み込まれているので、硬すぎずやわらかすぎず、ラタン特有の心地よさを感じます。

また、通気性の良さは一目瞭然で、湿気のこもりやすい洗面所やお風呂場の近くでも清潔に使うことができます。今、家ではふた付きのプラスチックの箱を洗濯物入れにしていますが、よく見ると底のほうに黒いカビがでているのを、見て見ぬ振りをしている私です。ラタンのランドリーボックスにすればこんな心配もなくなるし、ちょっと心安らぐ空間になるのは間違いないですよね。

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